千葉でガスの激化が予想

ガス自由化がスタート!千葉のガスの今後の行方は?

2017年にガスの自由化がいよいよスタートしました。先立って実施された電力自由化では予想よりも普及が伸び悩んでいます。千葉でのガス事情について押さえておけば、ガスをより「お得」に使うことが出来るでしょう。

千葉のガスを取り巻く現状とは?

千葉では都市ガスの普及が全国平均よりもかなり進んでいるという特徴があります。普及率では全国のトップクラスにランキングするほどで80%を越えています。千葉全体で18社の都市ガス会社が存在し、県内全域を広くカバーしています。細かな地域ごとに担当の都市ガス会社が存在しているような状態で、九十九里町や白子町などでは町運営の都市ガスが供給されている地域もあります。ガス代は全国平均よりもやや高めに出ており3600円ほどですが、これは統計の取り方にも影響を受けていると考えられます。

千葉といえば地元に天然ガス田を抱えていることも強みです。日本最大の水溶性天然ガス田で、現在の消費生産量で計算すると約600年分とも言われる莫大な量を誇るガス田です。

ガス自由化ってどんなものなの?

2016年に実施された電力自由化には、認知度が80%を越えていながら実際には切り替えが進んでいるとは言えない現状があります。これは切り替えによるメリットがあまり感じられないことや、切り替えの手間が面倒に感じること、本当に安心して使えるのかという不安などが背景にあると考えられています。

ガスの自由化によって、自分の選んだガス会社と自由に契約が結べるようになります。このためガス会社はこれまでの地域密着型の運営から脱却し、より魅力的なサービスを提供する必要性に迫られており、結果ガスの価格低下とサービスの品質向上が期待されています。

千葉では大手電力会社や大手ガス会社がガス自由化に参入してきています。すでにいくつかのガス会社で吸収などの動きが出てきています。競争が激化すれば電気とガスをセットにした商品など、より付加価値を付けたサービスが求められます。

実際にガス会社を切り替えるときの手順は?

ガス会社を変えようと決めたら、新しい会社に申請します。すると切り替え日のお知らせが届きますので、その日をもって切り換えとなり完了です。工事の必要もなく工事費もかかりません。切り替え手数料については、多くのガス会社が無料としており、そうでない場合もキャンペーンなどで無料化していることもあるので賢く理由したいものです。ガスの導管も元のままのものが使われるので心配はありません。

政府は2022年までに導管分離を推し進める計画です。ガス管の管理と配給会社を分離することでより安定的な供給を行う狙いがあります。千葉では大手の電力会社が参入したことで激動が予想されます。都市ガスはLNGを海外から輸入することで供給を実現していますが、LNGの輸入量は東京の大手電力会社が最も多く桁違いの輸入を行っており、安い価格設定が可能です。千葉ではガス会社の統廃合が激化する恐れもあり、今後の動向から目が離せません。